鵜久森が帝東を下し悲願の甲子園初出場
7月29日気温38度の中、明治神宮球場で行われた東東京決勝。鵜久森が最終回で二死からの大逆転劇を演じ、悲願の甲子園初出場を決めた。
決勝までの5試合も投打で活躍しチームを引っ張った梅宮聖一投手(3年)が今試合でも完投、最終回の逆転打も放ち鵜久森の歴史を変えた。
春には帝東に3−0で敗れている鵜久森。その悔しさも胸に、冬の間マネージャー兼コーチでもある松原南朋(3年)が課す厳しい練習を乗り越えてきた。 試合を通して常にリードを許しながらも、決して笑顔を絶やさずベンチメンバーも声を張り続けた。
1年生の活躍も要所で光った。6回裏には田島明夫外野手(1年)が5回の失策を帳消しにするソロ本塁打を放ち、9回裏追い込まれた場面では月村喜代志内野手(1年)が意地の出塁で梅宮に希望を繋いだ。そしてチームの大黒柱、梅宮に放たれた最後の1球。難しい球を見事に振り抜いた打球は、狙い済ましたようにファールポールに直撃。球場が大きく揺れた。
初出場の甲子園で高らかに校歌を歌う日まで、鵜久森がこの夏を駆け上がる。
鵜久森が甲子園で奮闘する様子はこちらから
選手らの葛藤など激闘の記録は5月発売予定
コメント