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ダイヤのA外伝・帝東vs鵜久森最終回目前!勝敗の行方は!?【ネタバレ】

ダイヤのA

ダイヤのA actⅡ 外伝・帝東vs鵜久森、2024年12月25日のクリスマスプレゼントのような帰還からあっという間に駆け抜け、いよいよ2025年3月5日最終回!

真冬にも関わらず、真夏の熱い戦いを繰り広げてきたこの試合をダイジェストで振り返り、来たる最終回へ向けて、ここまでの試合のポイントおさらい・考察などをしていきます!
結末が気になって居ても立ってもいられず書いたので、良ければお付き合いください。。

各選手のおさらいはこちらで!外伝開始前の勝敗予想もしてます。

帝東vs鵜久森ダイジェスト

※外伝8話までの内容を含みます

まだ一度も読んでいない方、試合会場はこちら!

青道vs稲実の死闘の翌日に行われている東東京決勝。帝東vs鵜久森。

初回から帝東が乾の犠牲フライで先制。しかし、梅宮はフォークを温存したまま初回を切り抜けます。そんな梅宮とは対照的に帝東バッテリーは初回から新たな武器インハイへのカットボールで威嚇。熱き火花を散らす投手戦が口火を切りました。
互いに4番を2死2塁のチャンスで迎える場面も、両者気迫のピッチングで得点を許しません。
5回表、鵜久森1年田島が守備の穴となり帝東に追加点。しかし、直後の乾の長打を1番近藤がダイビングキャッチで流れは鵜久森へ。
1年田島がエラー帳消しのソロホームランを放ち、2−1と鵜久森が1点差に詰め寄ったまま試合は9回裏へ。

鵜久森は2死まで追い詰められるも、1年月村が意地を見せ梅宮に繋ぎます。ここまでノーヒットの梅宮。しかし、初回から向井の決め球にバットを当てており、簡単に打ち取れる相手ではないと理解している帝東バッテリー。

カウント2−1追い込んだ場面、最後の1球。梅宮のバットが捉えた打球の行末は────

決着は最終回へ!

結果速報記事はこちら

ここからは、この試合の両校の注目ポイントを考察していきます。

鵜久森のチーム力、1年生の躍動

鵜久森はレギュラーに1年生が2人。その2人がどちらも試合を動かす大きな活躍を見せました。

5回表、9番レフト田島が飛んできた打球に無理に飛び込み後逸。1点差が命取りになる試合で、自分のエラーが帝東の得点につながります。しかし、そんな田島に1番近藤がすぐさま「切り替えろ!次のプレーで取り返せ(ダイヤのA actⅡ外伝 6話)」と声掛け。謝罪の言葉にも「謝らなくていい」と意識を次に向けさせます。
直後、そんな言葉をかけた近藤自ら、乾の試合を決めかねない一打をダイビングキャッチ。傷を最小限に抑え、希望をつなぎました。

近藤の言葉に応えるように、6回田島がチームを救うソロホームラン。先輩の引退も掛かった試合でミスした直後にそのミスを帳消しにする1打が出たのは、1年生が気負い過ぎず伸び伸びプレーできている証拠かもしれません。

9回裏、自分が塁に出れなかったらその時点で試合は終了、先輩は引退。そんな場面で幸か不幸か打順が回ってきたのは1年月村。梅宮の前を打ってる以上、バッティングに定評があると伺えますが、それでも1年生には荷が重い局面。

月村はこの試合、1打席目はインハイのカットボールに怯み三振、2打席目チャンスで回ってくるも、インコースに”トラウマって”仰け反ってしまう様子も。最後は外のスクリューで三振に。そんな月村にすれ違いざま「ナイススイング」「振らなきゃ始まらない」「次に期待」と声をかけていた梅宮。

ここまでチームの要として5試合をほぼ1人で投げ抜き4番を打ってきた尊敬する先輩・梅宮からの期待に応えるために。最後の最後、気持ちが乗ったように踏み込まれた足で外のスクリューを捉え、梅宮のために道を切り拓きます。

1年生が未熟ながらも必死に尊敬する先輩の背中を追いかけ、先を走る3年生がプレーだけでなく前向きな言葉でも引っ張っていく。それに応えようとまた奮闘する1年生。そんな鵜久森の雰囲気の良さが生んだ2人の活躍とも言えるでしょう。

「不良」「ヤンキー」など言われている鵜久森。実際1年生が梅宮を「梅兄ぃ」と呼ぶように、まさに「兄貴分」と「弟分」のような硬い絆が団結力を生み、「コイツらなら何か起こせる」と観客に期待させる要因になっているかもしれません。

今では後輩を引っ張る頼もしい梅宮も、素行の悪さから中学で一度は野球から離れています。しかし、事故でプレーヤーを諦めざるを得なかった小学生時代のチームメイト・南朋の夢に乗っかり甲子園を目指し始めました。

引用:ダイヤのA 31巻271話

そんなマネージャー南朋の課した厳しいトレーニングを越え、「甲子園に行く」というみんなの思いを背負った梅宮が放った打球の行末は…!?

帝東の雰囲気は?

帝東はあくまで伝統校。我こそはという野球エリートたちが集まる高校でもあります。乾や向井は上下関係で下級生を圧することはしないでしょうが、部員たちが「帝東最強」という誇りを持っているのを見ても、チーム全体に強者としての張り詰めた緊張感があると想像できます。入学時から先輩後輩であると共にレギュラー争いのライバルだという意識も強いでしょう。鵜久森の和気藹々とした空気感とは違う、気の抜けない緊張感が帝東を強豪たらしめているのかもしれません。

帝東バッテリー、プライドを超えた信頼

高い制球力でコーナーを広く使い相手の嫌なところを的確に狙うピッチングができる向井と、そんな向井の相棒として「向井を生かすも殺すも自分次第」と胸に刻み練習に励んできた乾。お互いの技術への強い信頼から、打者を打ち取るビジョンを共有できている2人。

引用:ダイヤのA 29巻255話

昨年の秋大・青道戦では、向井の「ボール球を振らせることへのこだわり」が隙を生んだことで敗北を喫します。
この試合の悔しさを胸に冬のオフトレで球威を上げ、春大の鵜久森戦では、三振にこだわらず振ってくる相手に強気のインコースで打たせてとり球数も抑える、という進化したピッチングで鵜久森をねじ伏せました。
続く稲実戦では成宮との投げ合いに敗れますが、先制された後も辛抱強く投げ続ける向井の力投に応え、乾がホームランを放つ場面も。

そして乾最後の夏大決勝。9回裏、あとアウトひとつで甲子園。カウント2−1で決めに行く最後の1球。
これまで阿吽の呼吸で打者を打ち取ってきたバッテリーに、初めてわずかなズレが。
前の球が甘く入ったことで疲れが見え始めたのではと心配する乾と、同じコースに自信を持って投げ込もうとした向井。
この場面でプライドの高い向井が、自分の決め球ではなく乾のリードを信じて投げた、投手のエゴではなくチームを優先したのは、1年生の頃からバッテリーを組んできた乾への信頼があったから。自分の投球を生かすため、自分の投球に応えるためと努力し結果を残してきた乾を信じる気持ちが、向井に決め球のスクリューではなくインハイにライジングを投げさせたのではないでしょうか。

果たしてその判断が正しかったのか。激闘の行方は最終回で!

すでに楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで「ダイヤのA actⅡ 外伝」の予約が開始されています!
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最終回前にコミックを読み返すならこの巻!

梅宮の過去、鵜久森の絆の由縁を辿るなら31巻から!vs稲実も収録。

帝東バッテリーの軌跡を辿るなら28巻の青道戦から!

冬を越え成長を見せた帝東バッテリーの春大・鵜久森戦、稲実戦は3〜6巻に収録!

これまでの熱戦も振り返り、準備万端で最終回を迎えたいですね!

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