2024年11月5日、多くのダイヤのAファンがXのとあるポストに歓喜したことでしょう。
やるぞー!(寺) pic.twitter.com/uaDMiqQ1di
— ダイヤのA (@diaace_official) November 5, 2024
なんと連載完結時からいつか描くと言われていた帝東vs鵜久森の試合の原稿が…!
12月25日発売の「週刊少年マガジン」で短期集中連載がスタートとのこと!!!!
軽くおさらいしておくと、帝東vs鵜久森は東東京大会の決勝戦。西東京では青道vs稲実に当たる試合ですね。
勝った方が甲子園出場の大一番です。
それでは、両校のラインナップから見ていきたいと思います。
「帝東vs鵜久森」キャラまとめ
帝東高校
鍛え上げられた守備の硬さで堅実に勝利を重ねる、全国制覇2回の名門校。
躊躇なく満塁策も選択するなど大舞台での試合の勝ち方も熟知しており、常勝校との呼び声も高い。
向井太陽(2年)
自称「世代No.1投手」
左のサイドスローで、決め球はスクリュー。
内外、高低に加えて奥行きまでを意識した三次元のピッチングを緻密なコントロールで実現する技巧派。
名門校で1年生にして甲子園のマウンドに立つ実力は伊達ではありません。
しかし、その技術に裏打ちされたプライドの高さが裏目に出てしまうことも。
乾憲剛(3年)
東京選抜では主将を拝命し雷に打たれた男。
強肩強打で間違いなく東東京No.1のキャッチャーでしょう。
御幸のように饒舌にピッチャーを引っ張るタイプではありませんが、ピッチャーを信頼し、自分も巧みなキャッチングで応えます。
秋大では世代最強と名高い成宮からホームランを打っており、バッターとしての実力も申し分ありません。
岡本一八(監督)
べらんめえ口調が特徴の熱血監督。
選手たちの闘志に火をつけるのはお手のもの。
「神のノック」で毎年名門校に集まってくる優秀な選手たちをさらに磨き上げます。
鵜久森高校
梅宮を中心にした結束の硬さで、攻撃的な野球を仕掛ける。
一度勢いに乗せたら止められず、会場まで巻き込んで一気に自分たちのペースに持っていく恐ろしいチームです。
梅宮聖一(3年)
エースで4番でムードメーカーと、まさにチームの大黒柱。
プレー面でも精神面でも鵜久森の中心的選手です。
スローカーブとストレートの球速差に、パワーカーブを織り交ぜ打者を翻弄。
ド派手な印象とは裏腹に繊細な指先の感覚を持ち、制球力もある投手です。
バッターとしては大味ながらここぞという時の勝負強さで、投手へプレッシャーを与えるTHE4番の選手。
近藤大樹(3年)
倉持も一目置く、鵜久森の韋駄天、"がっちゃん"。
相手チームを引っ掻き回す攻撃的な鵜久森野球の切込隊長と言ったところでしょうか。
その足を生かすために高校で左打ちに転向。
選球眼にも優れており、大将梅宮にチャンスをつなぐその俊足が攻撃の起点となります。
犬伏公太(3年)
不動の4番梅宮の後ろを任される好打者。
マネージャーに「守備はヘタだし顔は怖い」と言われてしまうが、お墨付きの打撃で鵜久森の攻撃を支える。
松原南朋(3年・マネージャー)
中学2年生時の交通事故により第一線からは退いていますが、この人こそ突っ走りがちな鵜久森の手綱を握るブレイン。
鵜久森を勢い任せの一か八かのチームに留まらせず、東東京大会決勝まで勝ち上がれるようなチームにした立役者は間違いなく彼でしょう。
選手ごとにメニューを考えて個々の能力を最大限引き出し、試合中もベンチから的確な指示を飛ばします。
新1年生
「1年が加わって不良度が増した」「ルーキーズかよ」by帝東メンバー
鵜久森の攻撃的野球を見て「我こそは!」と意気込んで集まってきたのでしょうか。
まさに不良系野球漫画が今にも始まりそうなメンツ。
かなりガタイも良さそうです。
春季大会では応援している様子が描かれており、試合には出場していないようでした。
「帝東vs鵜久森」これまでの戦績
春季大会の直接対決では帝東が3-0で勝利
作中で詳しい点数が明記されていない試合は勝敗のみ記載しています。
帝東
前年(乾2年向井1年時)甲子園 ベスト16
秋大 | 青道 | ×2−3 |
春大 | 成孔 | ◯「投打で圧倒」 |
鵜久森 | ◯3−0 | |
稲実 | ×1−3 |
雨の中でのひりつく投手戦が見どころの青道戦は、「ダイヤのA」 28〜29巻で読むことができます。
鵜久森
秋大 | 稲実 | ◯2−1 |
青道 | ×7−8 | |
春大 | 仙泉 | ◯ |
帝東 | ×0−3 |
イップス後の沢村のターニングポイントともなった鵜久森vs青道は、「ダイヤのA」31〜33巻に渡って描かれています。
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おまけ「帝東vs鵜久森」勝敗予想
勝敗予想というよりはどんな試合になるのだろうかという端書きですが、一応建前として勝者を立てようかと思います。
とりあえず身も蓋もなく結論から言うと筆者の予想は鵜久森です。
これまでの直接対決を帝東が制してるように、良い選手を集め練習環境も整っている帝東に当然分があるでしょう。
ただ、その下馬評をひっくり返すパワーを持ってるのが鵜久森の恐ろしいところですよね。
会場を味方につけ、攻撃的野球で常に盤上をひっくり返すチャンスを貪欲に狙い続ける執念は、稲実をも打ち破りました。
特に鵜久森は強豪校に比べ大学で野球を続ける人が少なそうなので、最後の大会としてより貪欲になりふり構わず勝利を掴みにくるでしょう。
そして観客の中にはそんな鵜久森を応援したくなる人もたくさんいるのではないでしょうか。
正直筆者も、甲子園で暴れる鵜久森をどこか期待してしまいます。
もちろん往年の帝東高校ファンもいるでしょうが、名門校相手の大番狂せを期待する人も多いはずです。
そんな人たちが鵜久森の快進撃の後押しをするのではないかなと。
そして、鵜久森の新1年生が結構試合に絡んできそうなところも注目ポイントですね。
ルーキーズばりの強面メンツが鵜久森に追い風を吹かせる気がします。
会場が鵜久森ムードにのまれた時に、向井がどれだけ自分のプライドに振り回されず冷静に投げられるのかがポイントになりそうですね。
もちろんそれは向井をリードする乾がどれだけうまくコントロール出来るかにもかかっています。
鵜久森側は逆にもうやれることを全てやるだけだと思うので、ある意味普段通り守りに入らず自分たちの野球を貫き通すことができるか。
全国制覇も経験している王道の名門校と、弱小校にドラマがありつつ入学したメンバーが下剋上を狙う少年漫画でいう王道のチーム。
生意気にも勝敗予想なんてしてしまいましたが、作中でもかなり対照的なチーム同士の甲子園を賭けたぶつかり合いなんて面白いに決まってる!という結論で十二分な気もします。
自分たちの攻撃的野球で喰らい付いてくる鵜久森を、迎え撃つ王者帝東が守備の硬い堅実な野球で跳ね除けるのか、はたまたその牙が届くのか。
試合開始が待ち遠しいですね!
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