高校野球の聖地といえば甲子園。
ダイヤのAにとっても例外ではなく、青道が熱い試合を繰り広げた聖地!
というわけで、今回は春の甲子園(センバツ)開催に合わせて聖地巡礼してきたのでそのレポをまとめてみました!
甲子園だけでなく青道が宿泊したホテルや、夜に素振りなど自主練を行なっていた公園も!
実際の聖地と作中のコマとを比較しながら振り返るで、沢村たちが辿った甲子園での激闘の日々をぜひ味わってみてください。
これを読んだら、きっとあなたも甲子園に行きたくなること間違いなし!
センバツ観戦:高校球児の夢の舞台

青道が悲願を達成し遂に立ったセンバツの舞台、そして夏に宿敵稲実を打ち破りまた戻ってくることができた場所─甲子園。
「甲子園に行ってみたい!」とはずっと思っていたのですが、関東在住の筆者にはなかなか遠く感じる+夏の暑さに打ち勝てる自信がなく、、
まずは難易度が低そうな春のセンバツを観戦することに。我らが青道ナインもまずは春の甲子園を経験しましたからね!
何年振りかの夜行バスで大阪に到着。電車に乗り換え、遂に辿り着いた甲子園駅!
大きい会場らしく、バ〜〜〜ン!!!とその存在を主張してくるかな!?とワクワクしながら駅から歩きました。
高架下をくぐった先にあるため、え?もしかしてあれ?と思って歩み寄るうちに気づいたら目の前に。

近付いてきた〜〜!!という感慨がないまま急に現れてちょっとびっくり。
しかし、ダイヤのAで見たまんまだ!!という感動はありました。

そしていざ会場に足を踏み入れ、綺麗に整えられたグラウンドを見渡して思ったのが、
沢村はこの場所で大観衆が見守る中、盛大に前転をきめたんだな…と。笑
そりゃ観客にも分かるくらい顔真っ赤になるのもわかります。

とにかく、ナイスファイト!沢村!と言いたくなりますね〜。
広くて立派なこの球場で彼らも西東京代表として戦ったんだと思うと胸に込み上げるものがあります。

今回の大会には、作中でもモデルになった早稲田実業(稲実)、健大高崎(白龍)、常葉菊川(薬師)も出場していました。(3校全てが作中でも甲子園出場というミラクル!)
モデル高校はこちらでまとめてます↓
中でも因縁深い稲実のモデル・早実の中村心大選手は、2年生からチームのエースとして投げ去年は夏の甲子園も経験。投打で活躍する姿は成宮を思い出さずにはいられませんでした…!
試合内容について話し出すと長くなるので割愛しますが、
実は野球の現地観戦は初のため、ホームランにどよめいたり、負けてる方のチームを応援し出すスタンド、と言った会場でしか感じられない雰囲気を体感できたのはとても楽しかったです!
作中での試合の様子をよりリアルに想像できるようになったので、また名試合の数々を読み直したくなりました。
また、作中でも使用されていた「ルパン三世」など応援歌を演奏するブラスバンドも高校野球ならではですよね。高校ごとに曲やダンスが違い、青道ってどのタイプだろ〜と想像しながらスタンドを見るのも楽しかったです!
歴史館:青道のユニフォームやサインも!
ダイヤのAファン必見の歴史館は2つのゾーンに分かれていました。
・PLUSエリア(阪神タイガースゾーン)
・球場エリア(高校野球ゾーン)
ダイヤのAの展示や、各校のユニフォームなどがあるのは球場エリア。
ここではバックスクリーン下から球場全体を見渡すこともでき、他に人がいなかったので静まり返った球場を独り占めできちゃいました!

そして下から見上げるとド迫力のバックスクリーン。

展示エリアでは、これまで甲子園の歴史にその名を刻んできた強豪校のユニフォームがズラリ。その中にはまさにこの地で熱い投手戦を繰り広げた巨摩大藤巻と青道のモデルである駒大苫小牧と済美のユニフォームも!
もちろん伝統校・早実のユニフォームや、帝東の監督のモデルとなった帝京・前田三夫監督のユニとサインもありました。
正直試合と同じくらいここに来ることも楽しみにしていたので、沢山の伝統校のユニフォームと同じ空間に青道のユニフォームが神々しく飾られてるのを見たらうわあ〜〜!!!ってなり、完全に語彙力が消滅しました。
ちなみに、青道ユニの背番号は18番。沢村がセンバツ出場で初めて甲子園のマウンドに立った時の番号だからでしょうか?確かに降谷が先に背負っていた1番に比べ、18番の方が沢村だけの番号というイメージはあるかもしれません。
覚醒していく降谷をベンチから見守ることしかできなかったあの日の悔しさが夏のエースナンバーに繋がったと思うと、なくてはならない通過点だった18番。このユニフォームを背負ってマウンドに立ち、悔しさと共に甲子園の土を持って帰ったのだなと考えを巡らせると、思わずユニフォームに向けて合掌したくなります(T人T)
SNSなどへの掲載不可のため画像ではお見せできないので、ぜひみなさま足を運んでみてください!
ユニフォームと帽子自体は、以前MIZUNOから販売されていたオーセンティックのユニフォームとほぼ同じように見えたので(胸の部分のロゴがプリント&左肩にTOKYOの印字)もしかしたら家にある!という方もいるかもしれません。しかし、18番のゼッケンをつけ、胸を張って聖地・甲子園に飾られているのはやはり特別に感じます!
帰りの新幹線の時間もあり泣く泣く切り上げましたが、時間の許す限り居たいくらい最高の空間でした!
過去にはダイヤのA展も開催されたようなので、アニメ続編などに合わせてぜひまたやってもらいたいものですね〜
(↓2014年〜2015年にかけて行われた時の様子はこちらで見れます)

スタジアムツアー:3塁側ベンチにも潜入!

歴史館と合わせて、球場内に足を踏み入れられるスタジアムツアーにも参加しました!日によって回るコースが違うようですが、この日回ったのは以下の3ヶ所。
- インタビュースペース
- 3塁ブルペン
- 3塁ベンチ
連日開催のセンバツでまさに日々選手たちが使っているベンチにも潜入!

片岡監督の指示が飛んだり、みんなが座ってた場所だ…!!とずっとソワソワしちゃいました。笑
ここからあとワンアウトで試合終了の打席に立つチームメイトを見守ったり、勝利の一球を投げ込んだ投手に駆け寄るため飛び出して行ったり、日々ドラマが生まれてると思うと選手たちの息遣いが聞こえてくるようです。

また、スタンドから見下ろしていたグラウンドに立つと、ここを御幸の打った球が転がったり倉持がその快足を飛ばして走り回ってるわけね!!!と大興奮!写真撮影しまくりました。芝生の質感も遠くから見るのとはまた違って、より青々と輝いて見えます。

選手がアップなどに使うスタジアム内のブルペンにもお邪魔できます。高校野球では試合前の選手たちがストレッチやキャッチボールをしてウォーミングアップを行うそう。
阪神のユニフォームやヘルメットなどを被っての写真撮影もできました!(筆者はプロ野球全く分からず&1人ということもあり、はしゃぐ皆様を遠巻きに見守りました)
また、試合後インタビューを行うインタビュースペースも見学。剛腕豪打で注目を浴びた降谷がインタビューを受けてた場所!そしてそんな姿を見て沢村がぐぬぬとなっていた場所か…!と。

この日はセンバツ仕様になっていたため写真撮影は可能でしたがSNS掲載は不可とのこと。皆様と共有できないのは残念ですが1人でこのセンバツの壁紙を背にして立つ沢村などを再現して妄想を深めたいと思います。。
ベンチやブルペンなどのスポットに限らず、その2ヶ所を繋ぐ通路など、ここを青道メンバーも緊張しながら歩いたのか…!!と考えると移動中すら全てが楽しい!1人で行ったので誰ともその興奮をシェアできず、終始心の中で「ここがあの!!!うわ〜!!!」と1人でどんちゃん騒ぎでした。笑
大大大満足のこのスタジオツアー、900円の歴史館入場料込み+チケットホルダー付きで大人2000円で1時間みっちり!安い!この日は行けなかったロッカーを見学できる日もあるようなので、また甲子園に行ったらぜひ参加したいです!
ホテル&公園:青道が宿泊したホテルに潜入!
そして、2日間の観戦のためにお邪魔したホテルがこちら。

そう!センバツ出場時に青道が利用していたホテルです!
始めは甲子園徒歩圏内のホテルを探していたのですが、当たり前に料金は高く、電車乗ることも視野に入れるか〜と探して一番最初に出てきたのがなんとドンピシャでした。
ん?なんかどっかで見たことあるぞ??と思い、まさかと思いながら写真と作中のコマを見比べると瓜二つ!
(最初からチェックしとけよという話ですが、、)運命じゃん!!!とテンション爆上がりし、秒で予約完了。
さすがに青道メンバーが集まってた大広間のような場所にはお邪魔できませんでしたが、なんと、この日センバツ出場中の高校が宿泊されていました…!一応高校名は伏せさせていただきます。
まさに青道メンバーみたいに大広間に集まって話したりしてるのかと思うと部屋にいても落ち着かないのなんの。笑
(もちろん、コインランドリーなど必要なことを除き他のフロアにお邪魔するようなことはしていないのでご安心を)

ダイヤのAでは青道や稲実の宿泊先にファンが詰め掛けるような様子も描かれていましたが、流石に現代ではありませんね。昔はそもそも新聞などに各校の宿泊先が掲載されていたようで。集まってくださいと言ってるようなものだったんですね〜。
お部屋は一般的なビジネスホテルタイプです。部屋おまかせで喫煙ルームだったのですが、ニオイがキツイわけでもなく、1人なのにダブルルームで快適に過ごせました。

青道の場合、2人部屋だと部屋割りどんなだろうと想像が膨らみますね。金丸が沢村のお目付け役で同部屋とかかな〜。でも2年生と1年生で組まされるとかもありそう。(自分も高校の部活の遠征でビジホ泊まるとやんちゃな子は先輩と組まされてました笑)

【都ホテル尼崎】青道の気持ちを味わうにはこちらから↓
そして、このホテルから徒歩5分もしないところにある西大物公園。

まさにホテル宿泊中に自主練場所として使っていたところですね!
遊具があるスペースと写真の何もないフリーなスペースはしっかり区切られており、確かに素振りなど周りの人を気にする練習にもぴったりでした。

夜に撮れよ、というツッコミが聞こえてきそうですが、、本当になぜ真昼間に写真撮ってるのか。ちょっと雰囲気違って見えますね。

わずか数コマしか出てこない公園も、実在する場所がリアルに再現されていることがよくわかりますね。これにより現実でも沢村たちが甲子園出場で辿った道のりを追体験することができ、よりダイヤのAの世界に没入できます。
ホテル&公園は尼崎駅から徒歩10分もしないので、宿泊はせずともふらっと前を通るだけでもおすすめです!
以上、聖地巡礼〜甲子園編〜でした。
青道と同じように東京を出発、同じホテルで過ごし、球場に足を運び、聖地で躍動する選手たちを見て、正に同じルートを辿ることができました。
この旅を通してより、作品への愛も理解も深まった気がします!
すでに甲子園に行ったことがある方も多いとは思いますが、まだの方はぜひ春や夏の甲子園開催中に行ってみてください!
特に青道が春の甲子園に出場した「ダイヤのA actⅡ 1巻」などをチェックしていくと楽しさ何倍にもなること間違いなしです!
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